人間の「最大の臓器」は何か、ご存知でしょうか？それは「血管」です。血管は体中に張り巡らされ、血液の通り道になっています。血行不良になると、冷えや肩こりなどの体の不調が出てきてしまいます。実は、「蜂の子」には血行促進作用があるのです！今回は、なぜ蜂の子が血行を促進させるのか、ご説明したいと思います。
蜂の子とは？
蜂の子とは、文字通り「蜂の子供」です。蜂の子は栄養素が豊富に含まれているため、古来より貴重なたんぱく質などの栄養源として食されてきました。また、頭痛や便秘などを治す食材としても用いられてきました。この他にも様々な効果があり、歴史ある健康食材として知られています。
血行不良の原因とその影響
では、血行不良になる時の原因と、その影響はどのようなものなのか、簡単にご説明します。
血行不良の原因
血行不良になる原因は多くあります。例えば、長時間同じ姿勢でいること、食生活の偏り、ストレス、喫煙などです。また冬は冷えるため、血行不良が起こりやすいです。冬になるとむくんでしまう方や、冷え性の方が増えることが、血行不良と冷えの関係を示唆しています。
血行不良による影響
血行不良になると、体の隅々に酸素や栄養が運ばれにくくなります。また、血液は体を巡り、老廃物や疲労物質の回収も担っています。しかし、血行不良によってそれらが体に残ってしまうと、疲れやすくなったり、体がむくんだりしてしまいます。また、血行不良の状態では血管に負担がかかり、高血圧に繋がってしまいます。
蜂の子には血行促進作用がある栄養素がたっぷり！
蜂の子には、血行促進の作用がある栄養素がたっぷりと含まれているのです！
では、その栄養素は何なのか、どのように血行を促進するのか、ご説明します。
脂肪酸
蜂の子には、脂肪酸が含まれています。そのなかでもαリノレン酸とオレイン酸は、血液中の悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やす働きがあります。血液中に善玉コレステロールが増えることで、血管が健康に保たれます。特に、αリノレン酸は体内で合成できない必須脂肪酸なので、積極的に摂取したい成分です。
アミノ酸
蜂の子に含まれるメチオニンやリジン、タウリンなどのアミノ酸は、肝機能を高める作用があります。肝臓は、脂質や糖質を代謝する役割を担っています。肝臓の働きが遅れると、脂質や糖質が血液中に代謝されずに残ってしまい、血行不良につながってしまいます。
また、アミノ酸の1種であるアルギニンには、血管拡張作用があります。そのため、血液の通り道を広くし、より血行が良くなります。
ビタミンB群
蜂の子にはビタミンB1やビタミンB2、ナイアシンなどのビタミンB群が含まれています。ビタミンB1は糖質、ビタミンB２は糖質や脂質を代謝する働きがあります。先程ご説明したように、血液中の糖質や脂質の減少は、血管の健康に繋がります。また、ナイアシンにもアルギニンと同じく血管拡張作用があるので、ビタミンB群を摂取することで血行が良くなります。
蜂の子で血行促進！
蜂の子を摂取することで得られる、血行促進作用に関して、ご紹介させていただきました。蜂の子には血管を健康にし、血行を促進させる働きがあります。血行不良が原因の悩みは多く、20代女性の約7割は血行不良による冷え性で悩まされていると言われています。蜂の子を摂取して血行を良くし、冷え知らずになりましょう！